近年、コスメ市場は多様化の一途を辿り、その可能性はますます広がっています。中でも、ステーショナリーやファングッズとコスメを融合させた新たな市場が注目を集めています。
本稿では、化粧水、美容液、オールインワンジェル、クレンジング、アウトバスヘアケアといったアイテムに焦点を当て、この分野の可能性と、具体的な提案について詳しく解説します。

コスメ市場について
コスメ市場は、近年、驚くほどのスピードで多様化が進んでいます。2020年の時点では、スキンケア市場が最も大きな割合を占め、次いでヘアケア、メイクアップの順でした。コロナ禍になると、メイクアップ用品の需要が大きく減少しましたが、2022年以降、外出機会の増加とともに回復の兆しが見られます。
オンライン販売の拡大
コロナ禍において、実店舗での販売が制限されたため、オンライン販売が急速に拡大しました。EC化率は他の業界と比較するとまだ低いものの、年々上昇しています。今後は、オンラインとオフラインを融合した購買体験が重要になると考えられます。
消費者ニーズの変化
消費者の間では、マスク着用による肌荒れを防ぐ製品や、自宅でのケアに関心が高まりました。また、サステナビリティやクリーンビューティーといった価値観も重視されるようになっています。男性用コスメ市場も成長しており、ジェンダーレスな製品への注目も高まっています。
多様化の背景
- 価値観の多様化: 美の基準は一つではなく、個人の個性やライフスタイルに合わせた多様な美の価値観が生まれています。
- ニーズの多様化: 年齢、性別、肌質、ライフスタイルなど、様々なニーズに対応する製品が登場しています。
- 技術革新: 新しい成分や技術が次々と開発され、より効果的で安全な製品が生まれています。
- 情報過多: SNSやインターネットの普及により、消費者は膨大な情報に触れる機会が増え、自分に合った製品を見つけやすくなっています。
具体的な多様化の例
- ジェンダーレスコスメ: 性別に関係なく使用できるコスメ
- ヴィーガンコスメ: 動物由来の成分を使用しないコスメ
- ナチュラルコスメ: 天然成分を主体としたコスメ
- オーガニックコスメ: 有機栽培された植物を原料としたコスメ
- パーソナライズコスメ: 個人の肌質や悩みに合わせて調合するコスメ
- 高機能コスメ: 美白、シワ改善、UVカットなど、特定の機能に特化したコスメ
- プチプラコスメ: 手頃な価格で購入できるコスメ
- デパートコスメ: 高品質で高価格なコスメ
市場規模
日本のコスメ市場は、世界的に見ても大きな市場規模を誇ります。経済産業省のデータによると、2019年の日本の化粧品市場規模は約3.8兆円であり、世界第3位の化粧品大国です。
近年では、インバウンド需要やEC市場の拡大により、市場規模はさらに拡大傾向にあります。
1. ステーショナリー×コスメ
法人企業がステーショナリーとして、コスメを製造するばあい、新たな顧客層の開拓に繋がる大きなチャンスです。特に、日常的に使用するスキンケアアイテムやヘアケアアイテムをステーショナリーと融合させることで、顧客の利便性とおどろきを満たすことができます。
- 化粧水: ペン型の容器に化粧水を充填することで、持ち運びやすく、外出先でも手軽にケアできます。ボトルを持ち運びやすくすることで、オフィスや出張でも自然に使用できます。
- 美容液: スティック型の美容液は、まるでリップクリームのような見た目で、ポーチに忍ばせておくのに便利です。
- オールインワンジェル: 手帳型のケースにオールインワンジェルをセットすることで、旅行や出張先でもこれ一つでスキンケアが完結します。ケースのデザインを複数展開することで、コレクション性も高めることができます。
- アウトバスヘアケア: ペン型の容器にヘアオイルやヘアミルクを充填することで、手を汚さずに髪のケアができます。
これらの製品は、コスメとしての機能性・品質にもこだわり、日常使いできるアイテムとして展開することで、幅広い層の顧客にアピールすることができます。
2. ファングッズ×コスメ
アーティストやキャラクターのファングッズとしてコスメを展開する試みは、ファンにとって特別なアイテムとなるでしょう。特に、スキンケアアイテムやヘアケアアイテムは、日常的に使用するものであり、ファンにとってより身近な存在となります。
- 化粧水: アーティストのイメージカラーやロゴをデザインしたボトルに化粧水を充填することで、ライブグッズとしても人気を集めるでしょう。
- 美容液: キャラクターをモチーフにした容器に美容液を充填することで、コレクションアイテムとしても価値があります。
- オールインワンジェル: アニメやゲームの世界観を表現したパッケージのオールインワンジェルは、コスプレイヤーやファンにとって 필수アイテムです。
- クレンジング: アーティストやキャラクターのイラストをデザインしたクレンジングオイルは、使用するたびに気分を高めてくれます。
- アウトバスヘアケア: アーティストの髪型やヘアカラーをイメージしたヘアオイルやヘアミルクは、ファンにとって特別なアイテムとなるでしょう。
これらの製品は、ファンにとって単なるコスメではなく、応援するアーティストやキャラクターへの愛情を示す特別なアイテムとなります。
NFTとの連携
近年注目されているNFT(Non-Fungible Token)と連携することで、ステーショナリーコスメやファングッズコスメの価値をさらに高めることができます。
音楽家の場合
音源をNFTとして販売することで、ファンは限定音源を所有することができます。このNFTをコスメ製品に紐付けることで、製品の付加価値を高めることができます。例えば、化粧水を購入した人は、その化粧水のイメージソングのNFTをダウンロードできる、といった企画が考えられます。
企業の場合
特典画像や映像をNFTとして配布することで、顧客ロイヤリティを高めることができます。例えば、コスメセットを購入した人だけが、限定動画や写真のNFTを閲覧できる、といった企画が考えられます。
NFTは、デジタルコンテンツの所有権を証明する技術であり、偽造や複製を防ぐことができます。この技術を活用することで、ファンは安心して限定コンテンツを楽しむことができます。
弊社からのご提案
企業や音楽家のみなさんにに対し、ステーショナリーコスメやファングッズコスメの製造を提案します。小ロットOEMのオールインワンパッケージxNFTで、貴社・音楽家のオリジナルブランド
パッケージ内容
1.市場調査のお手伝い
2.ブランド戦略策定(アイデンティティ・ストーリーなど)
3.製品開発(処方・サンプル・製造・出荷)
4.法的手続き(製品登録・商標)
5.マーケティング戦略
6.販売チャネル構築
7.ローンチ準備お手伝い
グッズとしてコスメを展開することで、新たな収入源を確保することができます。NFTとの連携により、ファンとの繋がりをより深めることができます。また企業イメージやブランド力をさらに活かし、コスメ市場に参入することができます。
とくにNFTとの連携により、顧客ロイヤリティを高めることも期待できます。ステーショナリーコスメやファングッズコスメは、既存の市場に新たな価値を創造する可能性を秘めています。特に、化粧水、美容液、オールインワンジェル、クレンジング、アウトバスヘアケアといったアイテムは、日常的に使用するものであり、顧客にとってより身近な存在となるでしょう。
NFTとの連携により、その可能性はさらに広がります。ぜひ、本稿で提案した内容を参考に、新たな市場開拓に挑戦してみてはいかがでしょうか。
補足:スキンケア市場
2020年には、スキンケア市場が市場全体の47.9%(1070億円)を占め、最大のカテゴリーでした。2021年も47.9%(1096億円)、2022年も47.3%(1120億円)、そして2023年も46.6%(1155億円)と、引き続き最大のシェアを維持しています。
パンデミック期間中は、スキンケアへの関心が高まりました。基礎化粧品市場は2020年に一時的に落ち込みましたが、2021年には回復傾向にあります。ただし、2022年にはスキンケア市場が減少したとの報告もあり、この点については更なる分析が必要です。長期的に見ると、日本のスキンケア市場は成長が予測されています。
スキンケア市場は、COVID-19パンデミックの影響下でも一貫して最大の市場シェアを保持しており、その重要性が改めて認識されました。パンデミックによる消費者の生活様式の変化が、スキンケアへの関心を高めたと考えられます。2022年に一部で報告された市場の減少については、データソースや定義の違いによる可能性があり、今後の動向を注視する必要があります。しかし、長期的な成長予測は、スキンケア市場の堅調な需要を示唆しています。