ルミアデス・ソリューションは、音楽事業はじめとしたすべての企業活動を通じて、持続可能な開発目標(SDGs)に賛同し、積極的な取り組みを推進することで、より良い空間、時間、社会の実現にむけて、価値あるなにかを提供し、貢献してまいります。

SDGsとは

持続可能な開発目標(SDGs)とは

SDGs(持続可能な開発目標)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本も積極的に取り組んでいます。

音楽の普及

全国各地で開催される演奏会情報の配信、クラシック音楽奏者が奏でる音を、ブロックチェーン技術を活用してデジタルアセットへのコンタクト可能にすること。奏者のかた自らががインターネット技術を駆使して、より多く、遠くの人々に自らの音を届けることができるようになること。そして「音と脳」の関わりをより身近なものとする機会を提供することにより、音楽普及を推進する一翼を担うことで、地域や企業の発展及び音楽産業全体に貢献していきます。

SDGs3「すべての人に健康と福祉を」

現代社会に音楽療法があるように、古来より音楽には心と体を癒やす力があるといわれてきました。脳を活性化させたりリラクゼーション効果が得られたり、ときには気分を高揚させるなど心身にさまざまな影響を与えてくれるのが音楽です。これはSDGs3の健康に関わる目標達成につながります。当社では下記を通してこの目標達成を目指します。

  • 未就学児から中高年齢者までの幅広い世代に対する、音楽療法を中心としたQOL向上の普及
  • 法人企業/団体へストレスマネジメントプログラムとしての音楽療法の導入支援

SDGs9「産業と技術革新の基盤をつくろう」

たとえばアート×学び、音楽×学び。テクノロジーのちからで「聴く喜び」を届ける。Web3.0/NFT技術を活用したNFTチケット配信やデジタルアセットへのアクセスを実現することで、その日会場に来れなかった人も後日視聴することや、特典を受け取ることができる世界。これはSDGs9の「強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る」に該当すると考えています。

当社サービスが広がっていくことは、産業化の促進につながり、引いては雇用を創出し、常々社会の課題であった人材の流動化を後押しします。Web3.0/NFT技術が、奏者の奏でる音へのアクセスチャンネルを大幅に改善します。イノベーション活動により、新サービスが創出されます。また日本国内はもとより海外へ展開していくことで、生産性が向上し、ステークホルダーの所得が増え、より多くの人々が多様なサービスを享受できるようになります。当社では下記を通してこの目標達成を目指します。

  • Web3.0/NFT技術を活用した演奏会並びに奏者プロモーションを通じた音楽の普及

SDGs16「平和と公正をすべての人に」

音楽は言葉の壁をなくし、コミュニケーションを育むツールのひとつです。たとえば共に演奏に耳を傾け、あるいは手を鳴らし、時には歌い、楽器を演奏することで、人と人とのつながりを強めてくれます。これはSDGs16にある、人や国の不平等をなくし平和な世界を築くのに通じています。当社は下記を通してこの目標達成を目指します。

  • クラシック奏者がおこなう一般参加の演奏会等の開催及びそのプロモーション

幸せの総量を増やし、Well-beingを高める

ウェルビーイング(Well-being)という、well(よい)とbeing(状態)からなる言葉があります。「個人や社会にとってよい状態」

なんとも抽象的な言葉ではありますが、「よい状態は一人ひとりちがう」ということを理解し「自分にとってのウェルビーイングとはなにか」を考える自由な言葉でもありす。当社はSDGsに賛同し、積極的な取り組みを推進することで、それぞれのウェルビーイングを目指すことを「幸せの総量を増やす」と位置づけています。言ってみれば現在を生きるクラシック音楽奏者の音を聴くことで脳がハッピーになる瞬間を数多く作り出したいのです。

新型ウイルスや不安定な世界情勢の中、クラシック音楽の奏者をはじめ多くのミュージシャン・エンターテイナーは活躍の場を制限されました。このとき私たちの多くがあらためて「なにを楽しみとして生きているのだろうか」、「不要不急」といわれるものの中にも守るべき「必要」なものがあるのではないだろうか、と考えはじめました。そして「変えずにまもっていくべきもの」と「時代に適用して変化していくべきもの」の2つがあることに気づいたのです。2つ同時に進めることで「幸せの総量を増やす」と定義しました。

クラシック音楽でいうならば、奏者の皆さんが紡ぎ出すキラキラとした音と、閃光のようにきらめく瞬間をすこしでも長くしていきたい。芸術文化、音楽には言葉や国境をこえてボーダーレスに、人と人をつなぎ合わせて、聴いた人を幸せな気持ちにする力があります。自分以外の誰かのことを想い「音と音と人」を繋いでいけばSDGsが目指す「誰一人取り残さない持続可能な平和な社会」に少し近づくのではないでしょうか。