NFTスタンプラリー」は、スマホとQRコード、位置情報(GPS)を使って、来場者が各スポットを巡るたびにデジタルスタンプ(NFT)を自動付与できるサービスです。観光地や商店街、イベント会場の回遊を促しながら、「いつ・どこに・どれくらい人が来たか」という来訪データを可視化できます。紙のスタンプ台紙の代わりに、NFTを使ったデジタルスタンプラリー/デジタル来訪証明として活用できます。

このサービスでできること|

スマホだけで完結!デジタルスタンプラリー

・QRコードを読み取るだけで、その場でスタンプラリーに参加

・位置情報(GPS)で「本当に現地にいるか」を自動判定

・現地判定OKの人だけに、スポットごとのNFTスタンプを自動配布。集めたスタンプは、専用ウォレットでコレクション一覧表示

「デジタルスタンプラリーを導入したいけれど、専用アプリは入れたくない」「観光回遊のデータをきちんと取りたい」といった課題にフィットする仕組みです。

来場者の体験フロー|QRコード→位置情報ON→NFTスタンプGET

来場者のスマホ側の流れは、シンプルです。

  • 会場や店舗に掲出されたQRコードを読み取る
  • ブラウザが開き、位置情報の利用を許可
  • サーバーがGPS情報から現地にいるかどうかを自動判定
  • 判定OKなら、そのスポットのNFTスタンプ受取画面を表示
  • GoogleアカウントやApple IDなどでログインし、NFTスタンプをウォレットに保存

同じスタンプの重複取得を防ぐ設定や、スタンプの転売不可設定も可能です。「面倒な操作なしで、QRを読んでボタンを押すだけ」というシンプルさは、「ユーザーにとっての使いやすさ」です。

主催者・自治体・企業のメリット|回遊促進とデータ活用を両立

1. 現場オペレーションの省力化

  • 紙スタンプの設置・補充・押印対応が不要
  • 景品引き換えの列や説明の手間を減らせる
  • スタッフの人件費や運営負荷を抑えつつ、企画の質を維持

2. 来訪データの可視化・分析

  • スポットごとの来訪者数、日時別の来訪傾向を把握(※管理画面を構築した場合)
  • 「どのエリアが人気か」「どの時間帯が強いか」をデータで確認
  • 次回のイベント設計や広告投下の判断材料として活用

3. 個人情報を持たないかたちでの分析

  • 位置情報は「現地判定」のみに利用し、個人が特定されるデータは保持しない設計が可能
  • プライバシーに配慮しながら、回遊パターンだけを見たい自治体・DMOにも導入しやすい

4. SNS拡散によるプロモーション

  • 集めたNFTスタンプ画面やコンプリート画面を、来場者が自発的にSNS投稿
  • 「○○市のNFTスタンプラリー行ってきた」など、自然なクチコミとして広がりも期待

5. 一度構築すれば、何度でも再利用

  • 同じ仕組みを、季節イベント/別エリア/コラボ企画などに横展開可能
  • 「観光×NFT」「地域回遊×デジタルスタンプラリー」の基盤として長期運用できる

システム構成|QRアクセスからNFT付与までをワンストップで提供

  • 来場者スマホ:会場に掲出されたQRコードからアクセス
  • 位置情報ゲート:スマホのGPS情報を取得し、エリア内かどうかを判定
  • 判定サーバー:スポットごとに設定されたエリアに入っているかをチェック
  • NFT配布システム:判定OKなら、対応するNFTスタンプを在庫から自動割当
  • NFTウォレット/スタンプビューワー:ユーザーが集めたスタンプを一覧表示
  • 管理画面:スポット別の配布数・来訪推移・期間中の稼働状況を確認
  • 主催者/運営者:管理画面のデータを見ながら、現場運営や次回企画に活用

導入までの流れ|ヒアリング〜リリースまでのステップ

  • ヒアリング・要件定義
    • 会場数、期間、想定来場者数、スタンプデザイン数、特典企画の有無を確認します。
  • システム設計・開発
    • 位置判定ロジック、NFTスタンプ発行、管理画面、QR発行ツールなどを構築します。
  • テスト環境での検証
    • 実際の会場を想定したテストで、位置判定やアクセス負荷、UXを確認します。
  • 本番リリース・運用サポート
    • QRコードをポスターやWEBサイトに展開し、イベント期間中の運用をサポートします。

料金・開発期間の目安

開発期間は、仕様確定後、約2〜3週間(規模・カスタマイズ内容により変動)

項目初期費用(開発・構築)
基本構成(位置情報×NFTスタンプ配布)50〜80万円
管理画面・QR発行ツールなどのオプション10〜30万円
項目運用費用にかんする備考
NFT発行費画像 or 音源 or 映像 xスポット数・発行点数・によって変動
クラウドサービス利用料同時接続数が数万セッションを超える場合、別途準備します

いただくご質問と回答

アプリのインストールは必要ですか?

不要です。ブラウザだけで動作するため、QRコードを読み取るだけで参加できます。

位置情報を許可しないユーザーはどうなりますか?

現地にいる来場者だけにスタンプを配布するため、位置情報の許可が必要です。許可されない場合はスタンプ付与が行えません。位置情報は「現地判定」にのみ利用し、個人が特定されるデータを保持しない運用です。

同時アクセスが多いイベントでも大丈夫ですか?

同時接続セッションが数千人規模の同時アクセスが想定される場合は、対応できる設計をおこないます。大型イベントや観光キャンペーンでも安心してご利用いただけます。

自治体や企業のロゴ/デザインに合わせたカスタマイズはできますか?

はい。ロゴ差し替え、カラーリング、ブランドトーンに合わせたデザイン調整など、OEM的なカスタマイズが可能です。(別途お見積り)

NFTやウォレットに詳しくないユーザーでも使えますか?

「スタンプを集める」という体験自体は、NFTやウォレットの知識がなくても利用できます。そのうえで、「集めたスタンプをNFTとして手元に残したい人」は、ウォレットを作成してコレクションできます。

開発予算を確保できないのですが。

当社のNFT Drop/NFT ビューワーをご利用いただくことで、開発費ゼロでNFT発行料のみでスタンプラリーを実施することが可能です。詳しくはお問い合わせください。

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