【ストレス社会を生き抜く】コルチゾール測定でストレスを可視化し、心身の健康を守ろう

現代社会におけるストレスの蔓延

現代社会は、仕事、人間関係、情報過多など、様々なストレス要因に満ちています。ストレスをもたらす刺激（原因）のことを「ストレッサー」といい、刺激をうけた心身の状態のことを「ストレス」と呼びます。ストレス量が適度であればモチベーションを高める「いいストレス」となりますが、過剰なストレスは心身に悪影響を及ぼす「悪いストレス」となります。

ストレスと全身適応症候群

日常的に「ストレス」という言葉が使われるようになったのは、ハンス・セリエがストレス学について研究提唱したからです。慢性的なストレスは、体がストレスに適応しようとする「全身適応症候群」を引き起こします。この状態が続くと、様々な身体症状（頭痛、肩こり、不眠など）や精神症状（不安、抑うつなど）が現れる可能性があります。ハンス・セリエはこの研究をおこなっていました。刺激をうけた状態が「ストレス」ですので、ストレス耐性を鍛えるとかストレスをなくす、ストレスフリーにする、という認識は適切ではありません。

ストレスを可視化することの重要性

ストレスは自覚しにくいものです。しかし、ストレスを放置すると、健康を損なうだけでなく、仕事や人間関係にも悪影響を及ぼす可能性があります。そこで、ストレスを客観的に評価し、適切な対策をとるために、ストレスホルモン「コルチゾール」の測定が有効です。

爪か毛髪でコルチゾールを可視化します

ストレスホルモン量検査キットとは？

毛髪か爪から手軽に検査ができるキットです。毛髪、もしくは爪をカットしてポストしていただくだけで自分のストレス状況を知ることができます。

痛み・感染症のリスクがない

髪の毛や爪をカットするだけなのでもちろん痛みはありません。人と接触をせずにストレス状況を把握することができます。

日内変動がなく、ご自身のタイミングで実施可能

ストレスホルモン量検査キットの測定方法は髪なら過去3か月の平均値、爪は3～8ヶ月前（うち2〜3週間分）の生体情報を元に平均値を出しているため、安定して精度の高い数値を出すことができます。そのため、時間帯を気にせず、自分の好きなタイミングで実施できます。

結果レポートでストレスレベルを数値で見える化

臨床試験で得たコルチゾール量の分布から、あなたがどの位置にいるのか示し、4段階でストレスレベルを評価します。なお、類似技術、及び類似商品は確認できておりません。（※2023年4月時点）

コルチゾールとは？

コルチゾールってなに？コルチゾールは、副腎皮質から分泌されるホルモンで、ストレス反応に深く関わっています。コルチゾール値を測定することで、現在のストレス状態を把握することができます。コルチゾールは、主にストレスを感じた時に分泌されます。なぜなら心身がストレスに対処するために必要なエネルギーを確保し、心身を守るための反応です。心とは脳がうみだす現象のこと、と定義されています。例えば、プレゼンテーション前、締め切り間近の仕事、人間関係のトラブルなどに直面したときに分泌されます。

コルチゾールが心身に影響を及ぼすまでの時間はストレスの強度や持続時間、個人によって異なります。

• 短期的影響: 一時的なストレスであれば、コルチゾールは分泌されてもすぐに正常値に戻り、心身への影響は一時的なものです。
• 長期的影響: 慢性的なストレスにさらされると、コルチゾールが過剰に分泌され続け、様々な悪影響が生じます。
  • 数週間～数ヶ月: 免疫力の低下、睡眠障害、集中力低下、イライラしやすくなるなどの症状が現れることがあります。
  • 数年: 高血圧、糖尿病、消化器系の問題、精神疾患などのリスクが高まります。

コルチゾールは、適切な量であれば身体にとって必要なホルモンですが、過剰に分泌されると心身に悪影響を及ぼす可能性があります。ストレスを溜め込みすぎないように、適度な休息やリフレッシュを心がけ、心身の健康を保つことが大切です。当社が提供する「音楽療法」はストレスケアを目的に実施しますので定期的にご参加いただくと同時に、コルチゾール量の検査も受けるとストレスの予防に繋がります。

コルチゾール検査のすすめかた

レポートでわかること

音楽療法との関係

音楽療法はストレスケアの観点から導入をご提案しています。音楽療法を継続的に実施することで、心身のリラックス、ストレス軽減、意欲向上、自己肯定感アップ、集中力や創造性の向上（マインドフルネス状態）、さらにはコミュニケーション能力向上など、多岐にわたる効果が期待できます。いっぽうでストレス=コルチゾール分泌量を視認することはむずかしいものです。このコルチゾール検査キットは、そのコルチゾール量を明らかにすることが可能です。