1月最終日、午前中数字を見ながら明日以降のスケジュールや進めるタスクを確認していました。夕方デスクで魂がぬけてしまい、気づいたら戻ってました。
予測不能な時代といわれるけれど、インターネット以前は情報入手すら困難だったはずで、いまは情報量が多すぎて、因果関係をつかむことがむずかしく、相関関係を紐解くことも、あやういものですよね。
組織は経営者の器以上に大きくならない、と常々いわれます。それはほんとそう!と思う。そして組織が成長し拡大するかどうかはNo2にかかっている、というのがぼくの持論です。
大きく成長した企業はかならずトップとNo2がうまく補完関係になっている。ぼくの知る限り、最高のNo2は最初の上司の島田亨さんだと思う。インテリジェンスと、(球団社長を挟んで)楽天本社、U-NEXT Holdingsで副社長を歴任されてきている。ご一緒させていただいたのは、わずか数年だったけど、島田さんの組織づくりをいま振り返ることがめちゃくちゃ多くなっている。この件はまた後日。
で、「組織は経営者の器以上に大きくならない」のだとしたら、経営者が持つべき指針は2つあるとおもっている。いわゆるMVVやパーパスとはちがうのだけど、経営者の生きる指針とでもいうのかな。たぶんこれって経営者の個性でちがうと思うんですよ。
ぼくの場合は、まずコクトーの「存在することの危うさに、最後の最後まで賭ける」という覚悟、そしてもう一つはベンジャミン・バトンの「人生に遅すぎることは何もない。いつ始めてもいいんだ。変わるのも、変わらないのも君の自由だ」という変化するもしない柔軟でいいんだ、という肯定。
一見矛盾するように見えるこの2つが、ぼくの中では一つの論理に収束している。それは「見つからない答えを探し、もがく瞬間の閃光を、いかにして確かな仕組みへと変換するか」という問いになっている。

停滞はほしくない
ぼくたちは本能的に「無難」を求める、そりゃそうだ。生死の境にはかならず生を選ぼうと扁桃体が働くもの。こと経営においては「現状維持」という安定志向は、緩やかな衰退と同義だといわれる。
「この辺でいいだろう」と思った瞬間に止まる。もしかして成長しなければいけない症候群なのかもしれない。
ただ既存の成功体験にしがみつき、摩擦を避けることは、変化という波に飲み込まれるのを待つだけの状態だろうとおもう。コクトーの言う「危うさ」とは、失敗のリスクではなくて、それは「新しい発見が生まれる唯一の場所」のことじゃないかと思っている。
不確実な場所に身を置き、思考を止めずにもがく。その摩擦から生まれる小さなスパーク(気づきやデータ)を拾い上げ、それを三角形の(セールス、マーケティング、経営管理)に組み込んでいくこと。これが、停滞を打破する唯一のエンジンになる。
電光石火でいく
「最後の最後まで賭けろ」という言葉から、盲目的な衝動的な破滅的なアクションを期待してはしてはいけないと思うんですよね。真の強さは、ベンジャミン・バトンが説く「賭け方はいつでも変えていい」という自由を使いこなすことにあるんじゃないかなって。
経営における「時間効率」を最大化するためには、固執・我執を捨てなければならないんですよ。
- 一度決めた戦略と戦術が機能していないなら、光の速さで修正(脳の電気信号は光より遅いけど笑)
- 市場の反応が鈍ければ、アプローチを根底から疑い、撤収も辞さない
この「変わる自由」があるからこそ、ぼくたちは臆することなく、より深い「危うさ」へと踏み込める。変わらないポリシー(自分軸)を持ちつつ、手法を自在に変えること。これが、しなやかな強さの正体だろう。
スパーク、スリル、リフレイン
人生も経営も、ゴールにたどり着くことだけが価値ではない。というかゴールなんてあるのか。
何者かになりたくて、正解なんで結果論で、未知のなかで見つからない答えを試行錯誤を繰り返す、その「プロセス」そのものが人生だろうと五十路を越えて思うようになった。
ぼくが大切にしている「スパーク」とは、困難に直面し、頭を悩ませ、何度も失敗を繰り返す中でふと閃く「光」のこと。社名のルミアデスはルミエールとプレアデスをかけ合わせた造語。
安全な場所では決して生まれない。不確実性という壁にぶつかり、必死にもがくからこそ、その摩擦熱がスパークとなって暗闇を照らす。
DIVE
諦めを促す誘惑は、至るところに転がっている。「どうせ無理だ」「もう遅い」。そりゃそうよ、だってねぇ、、、心なんて毎日折れそうになるよ。経営者だからって折れないわけないよ。
でも、その誘惑に抗えるか、抗おうとする自分でいれるかがきっと重要なんだろうな。これをストレスマネジメントっていうんでしょう、きっと。
「存在することの危うさに賭け」、「賭け方を変える自由を使い」、「もがきながらスパークを追い求める」。これってサルトルの「能動的実存主義」に近いのかな。
「なんとかなる」という願望を、確かな「仕組み」へと変えていくまで。
ぼくの持っているギアは、情報・思考・伝達・実務の4つなのかな。運転免許証もっていないけど。
投稿者プロフィール

- 代表取締役社長
- 16歳からバンド活動をおこなう。22歳を機に音楽から離れ、1993年 株式会社インテリジェンス(現パーソルキャリア)入社、2000年株式上場後に退社。スポーツデータ・コーポレーション創業に参画。2003年、ファンサイド株式会社創業 取締役、同年10月、個人事務所設立。2005年コミュニケーション・ウェイ株式会社創業。翌年、企業合併により株式会社ワークスエンターテイメントへ商号変更 代表取締役社長。2010年退任。2013年個人事業主として活動。2016年 攻城団合同会社創業 業務執行社員副社長。2024年、個人事務所を株式会社ルミアデス・ソリューションとして現職
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