「音楽療法」という言葉を聞いたことがある人はまだ少ないと思います。先日ある交流会に参加したのですが、「聞いたことある」とおっしゃったかたは0名でした。
音楽療法とは、音楽を利用して身体的、心理的、社会的な健康の促進やリハビリテーション、健康増進を目的とした治療的なアプローチです。具体的には、音楽を聴いたり、歌ったり。あるいは一緒に演奏することで、個々のニーズや目標に応じてカスタマイズされた治療的なプロセスをおこない、これによってメンタルウェルビーイングを促進していくことができます。

音楽療法の誕生と歴史
- 誕生:
- 音楽療法は古代から音楽の力を治療や癒しに活用する考えが存在しましたが、現代の音楽療法の原点は20世紀初頭に遡ります。20世紀初頭には、精神科医や音楽家が音楽を治療やリハビリテーションに活用する実践が始まりました。
- 発展:
- 第二次世界大戦後、音楽療法は精神医学や心理学の分野で発展し、アメリカを中心に臨床的なアプローチが研究されました。1960年代から1970年代にかけて、音楽療法は専門職としてのカリキュラムや認定基準が整備され、学術的な分野として確立されました。
日本への導入
- 初期の導入:
- 音楽療法が日本に導入されたのは、1970年代から1980年代にかけてです。
- 日本では、精神科や福祉施設などで音楽療法が実践され始めました。
- 発展と普及:
- 日本における音楽療法の普及・発展は、1990年代以降に加速しました。
- 多くの音楽療法士が養成され、病院や施設、学校などでの実践が広がりました。
- 現在も、多くの病院や施設、教育現場やで音楽療法士が活躍しています。

日本の現状
とはいえ、実践されている場所が限定的なため一般的な認知度は低いです。またリトミックと同一視されることもあって「児童のためのもの」という理解があります。音楽と脳科学の研究がおこなわれており、癒やす・ヒーリング・シータ波・1/fゆらぎという言葉をメディアで見かけるようにもなり、学術論文もおおく発表されています。
- 専門職としての認知:
- 現在、日本では音楽療法は専門職と位置づけられ、心理療法やリハビリテーションの一環として活用されています。
- 臨床や福祉分野での活用:
- 音楽療法は精神保健や福祉、教育の分野で活用され、精神疾患や発達障害、認知症などの患者やクライアントに対する支援として重要な役割を果たしています。
今後の展望
- 研究と実践の発展:
- 現在では、音楽療法の効果やメカニズムに関する研究が進み、その有用性がさらに広く認知されつつあります。
- 技術の進化により、オンラインや遠隔地での音楽療法の提供も増えています。
音楽療法は、その効果や専門性が日本国内で認知され、様々な疾患や状態に対する支援として広く活用されています。その歴史的な発展や研究の進展により、音楽療法の有効性と重要性がますます注目されています。

また音楽は生演奏だと空気中を「音」という波がただよい、脳に適切な刺激をあたえます。このあたりは別記事でお伝えいたしますが、メンタルウェルビーイングの観点からは、ストレスケアに資するといえます。
投稿者プロフィール

- 代表取締役社長
- 16歳からバンド活動をおこなう。22歳を機に音楽から離れ、1993年 株式会社インテリジェンス(現パーソルキャリア)入社、2000年株式上場後に退社。スポーツデータ・コーポレーション創業に参画。2003年、ファンサイド株式会社創業 取締役、同年10月、個人事務所設立。2005年コミュニケーション・ウェイ株式会社創業。翌年、企業合併により株式会社ワークスエンターテイメントへ商号変更 代表取締役社長。2010年退任。2013年個人事業主として活動。2016年 攻城団合同会社創業 業務執行社員副社長。2024年、個人事務所を株式会社ルミアデス・ソリューションとして現職
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