いろいろな分野の方々と話す機会が増えてきた。 だれかと話すと思考が整理されますよね。へぇとかほう、とか、そんな考えあるんだ!とかを繰り返すことで、脳がアップデートされていく感覚。
ぼくらが取り組んでいるRWA × NFTについてご案内させていただくと、いたく関心を持っていただくことが増えて、嬉しい限りだ。RWAってなに?と聞かれることもあるのだけど、マーケティング的にいうと、こういうことじゃないかというのが、この連休中に整理できたので、メモ代わりにエントリーします。
まず、過去と現在が繋がるのが「伏線回収」で、 過去と現在が繋がり、さらに未来を感じる瞬間が「エモさ」。 ぼくの中では、そう位置づけました。
これを方程式で表すと、こうなる。
伏線回収 = 過去 × 現在 (=解決) エモさ = (過去 × 現在) → 未来 (希望・継承)
マーケティングにおいて、顧客の心を動かすロジックも、この方程式で説明がつくのかもしれない。売上は
売上=客数 × 客単価 × 購入頻度
ですよね。へぇーとか言っちゃいけない。
伏線回収:機能的価値への納得
顧客が抱えていた負の体験や過去からつづき課題に対し、商品というソリューション(現在)がガッチリ噛みあった瞬間、脳内ではドーパミンが放出され、知的快感が生まれる。「この商品だ」「これこれ」「そういうことか!」という合理的な判断が促される瞬間が「伏線回収」。
エモさ:情緒的価値への共感
本当に心が動くのは、解決したその先に、どんな新しい自分になれるか、どんな社会が待っているか。その「未来」のベクトルが引かれたときじゃないのかな。
ぼくはマーケティングを提案するときに「体験によって脳の地図を書き換える」という表現を好んで使うのだけど、解決の先にある景色が見えた瞬間、脳内の回路は一変するように脳ってできているんですよね。
脳内神経伝達物質はオキシトシンへと切り替わり、心理学で「カマ・ムタ(愛に動かされる状態)」と呼ばれる反応が起こるようです。この変化こそ、ブランドに対する深いロイヤリティを形成するんじゃないかと思う。愛着、アタッチメントが生まれるというか。愛着が生まれるとリピートが始まるんですよ。購入の習慣化ともいえるかも。
これを世の中では「ファンづくり」とか「ファンが企業を救う」という言いかたをするんじゃないかな。ドーパミンからオキシトシンへ変化するってことですかね。
優秀といわれるマーケターは、過去の課題解決だけでなく、その後の「景色」を提示することで、消費者をファンへと昇華させることができる人なのでは、、、と思った次第。
「スキ」は、あなたが思っているよりも経済的で、 「資産」は、あなたが思っているよりも感情的なものですよね。ぼくらルミアデスが向き合っているのは、まさにこの交差点。 RWAをNFT化することは、単なるデジタル化ではなくて、過去の大切な記憶や価値を、未来へと継承可能な形に変換し、新しい「脳の地図」を描くプロセスなのかもしれない。
そんなことを思いながら、解決の先にある未来を語れているだろうか。 機能的な解決だけで終わらせず、その先にある「甘くて、少し切ない衝動」を提案し、社会に還元し、未来を感じる瞬間を分かち合える存在でありたいと思った。

